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あのね
僕のママはね
たくさんおっぱいをくれるよ
ぼくはね
ずっとみてるんだ。
ママの顔。
ママの声。
ママの息。
ママの心臓の音。
ママの振動。
ママのことは
なんでもしってるよ。
ママがどんなきもちか
ママのハートが
いま
どうなってるか
しってるよ。
ママは
ねむくても
僕が泣くと
おっぱいくれるよ
たまにねながらくれる
たまに寝ながらおむつをかえて
たまにねながら
抱っこもしてくれる
ママ
だいすきだよ。
ママにはついつい
甘えたくなっちゃうんだ。
だからついつい
泣いちゃうんだ。
もっとこうしてーって
いいたいんだ。
ぼくはしってるんだ。
ほんとはママは
ゆっくりねたいこと。
ほんとはママは
あったかいご飯を
あったかいうちに
たべたいこと。
ほんとはママは
自分のペースでうごきたいこと。
ぼくはしってるんだ。
家族の中で
ひとりだけ
ママだけが
じぶんのペースで
動けてないこと。
僕のペースで
ねぇねのペースで
パパのペースで
ばぁばのペースで
動いてる。
ママだけが。
僕はしってるんだ。
この家で
ママだけが
だれかのペースで
動いてる。
ママはそんなとき
息が上がる。
息があさくなって
鼓動がはやくなる。
それで
イライラする。
ママ
だいすきだよ。
ママにわらってほしいよ。
だけど僕は
ママがイライラすると
僕もかなしくなって
ないちゃうんだ。
僕が泣くときはね
ママが泣いてるときだよ。
ママが苦しいと
僕がなくんだよ。
だからね
僕を泣き止まそうと
あの手この手を
ぼくにつかわなくていいよ。
ばあばも
パパも
僕が泣いたらまず
やってほしいことがあるんだ。
きいてくれる？？？
これは
ママのことを好きなひとは
絶対やってほしいんだ。
僕がないたらね
ぼくのおむつチェックより先に
ぼくのお着替えや
ミルクよりさきに
なによりも
なによりもまず
一番最初に
これをしてほしいんだ。
それはね
それはね
ママのことを
抱きしめてほしいんだ。
いい子だねいいこだねー
ってしてあげてほしいんだ。
よくがんばてるよーよくがんばってるよー
てなでなでしてあげてほしいんだ。
それでね
それでね
背中をなでなでしてあげてほしいんだ。
ママに触れて
ママに言って
ママに愛してるよって
伝えて
それだけでいいんだ。
いつもじゃなくていいから
たまにママを一番優先にしてあげて。
ねぇねより
ぼくより
ママを
先に
なでなでしてあげて。
「こどもにはママしかだめだから」
「そーゆー時期だから」
って
手伝うができないからって
決めないで。
ぼくより
ママを
ねぇねより
ママを
優先して。
そしたらぼくは
安心なんだ。
安心してぐっすり眠れるよ。
きいてくれて、ありがとう。
＊＊＊
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写真はこれまでピュアメッセージを見させてもらった子どもたち。